こんにちは、トレーナーの加藤です。
2018年もスタートし早1ヶ月が経ちました。皆さんは、思うような体つくりは出来ているでしょうか?
私の今年の目標は、「少しでも前回のトレーニングと違う負荷を意識して行う」です。
それはなぜか?
話が飛びますが、ここに通じます。
恒常性(ホメオスタシス)。
この言葉をご存知だとおもいます。
自分を安全に一定レベルに保とうとする機能です。それは感覚では、心地よく、安心な状態となります。
筋トレは、恒常性を意図的に崩していく行為、とも言えます。
たとえばチェストプレスでいうと、反復していると段々胸がきつくなってきて、やがて反復できなくなります。
自分でわざと筋肉に負荷を懸け、危険な状態ですよ~と筋肉に信号を送る作業になります。
信号を受け取った筋肉は「このままでは壊れる!」となります。
これが恒常性が崩される時です。気持ち悪い状態になります。
危機を感じた筋肉の細胞たちは、増殖し、以前の危険を乗り越えれるよう、筋繊維を太くしていきます。
(筋肥大の工程をかなり簡単に言ってますが、未だはっきり解明されてません。ホルモン分泌も関係しています。)
わざと自分で恒常性を不安定にさせる行為が筋トレなわけなのですが、何と!!
毎回同じ負荷でも、トレーニングが習慣化した時に(良いことなんですが)、キツイから満足して、心地よさに陥ってしまうのです。恒常性が働くわけです。でもそれは、筋肉にとって「焼け石に水」。
そこで筋成長は、終了してしまいます。トレーニングに慣れた人ほど、効果が感じれないときは、ほぼそう考えるとよいかと思われます。
なので、何かしらの変化、違う刺激が必要です。
私は今年、目標回数を前回より一回でも多くを目指す、おもりを下す速度をもっとゆっくりにする等して、冒頭で書いた本年の目標、「少しでも前回のトレーニングと違う負荷を意識」して肝に銘じたいと思います。
「No,Pain、No,Gain」(痛みのないところに、成長はない)~アーノルド・シュワルツェネガー~
荒く、精神論ぽいですが、科学的に言っても、これはあながち間違ってはないみたいです。
もちろん程度がありますので筋トレに慣れてない人は少しずつ、慣れてる人はガンガン。筋肉がビックリする負荷が必要です。筋肉と相談しながら。
効果が出てない方は是非ジムのスタッフまで!
そんな偉そうに言ってますが、
右:ワウディーレジェンドの滋井さん(宮交シティのプログレスでパーソナルTRされてます)
自転車で転倒し、両手を地面に強く突いて、左手首は骨にヒビ入り全治2カ月。
「Pain、No Gain」(痛くて、成長できない) ~アーノルド・シュワルツェ・ペイン・カトウ~
新しく名言ができました。
ほんとにこの人痛いわ~